1647年

ピエール・ベール

(1647 - 1706)

哲学者、思想家

哲学者 思想家
フランス出身の哲学者・思想家。宗教的寛容を訴えた啓蒙思想の先駆者。
1647年にプロテスタントの家庭に生まれるが、後にカトリックに改宗。歴史的かつ批判的辞典『批判的辞典』を著し、宗教的寛容と理性の重要性を主張。啓蒙時代の思想家として影響力を持ち、ボルテールら後続の哲学者に大きな示唆を与えた。著作はヨーロッパ各国で翻訳され、出版規制と戦いながら広く読まれた。1706年に没するまで活発に執筆を続けた。
1647年 ピエール・ベール 哲学者 思想家 1706年
1882年

ジャック・マリタン

(1882 - 1973)

哲学者

哲学者
フランスのカトリック哲学者。トマス主義の再評価に貢献した思想家。
1882年に生まれ、トマス・アクィナス哲学を基礎に独自の存在論を展開した。主著『人間的存在』では人間の本質を探求し、第二次世界大戦中はアメリカへ亡命して講義を行った。戦後はフランスに戻り教育・執筆活動を継続し、パリの学士院会員に選出された。1973年に没し、20世紀カトリック思想に大きな影響を与えた。
ジャック・マリタン 1973年