835年

ムハンマド・タキー

(811 - 835)

シーア派12イマーム派のイマーム

シーア派12イマーム派のイマーム
シーア派十二イマーム派の第9代イマームで、若くして信徒を導いた宗教指導者です。
ムハンマド・タキー(Muhammad al-Taqi、811年–835年)はシーア派十二イマーム派の第9代イマームとされます。 8歳でイマームの地位を継承し、若年ながらも神学的見解を示して信徒から尊敬を集めました。 アッバース朝カリフとの対立や交渉の中で、教義の擁護に努めました。 彼は教えを後世に伝える多くの書簡や言説を残し、イランやイラクを中心とする信仰共同体に影響を与えました。 835年に25歳で没し、最終的にバグダードにある聖廟に葬られました。
835年 ムハンマド・タキー シーア派 12イマーム派 イマーム 811年
正徳4年10月21日

ジョヴァンニ・バッティスタ・シドッティ

(1668 - 1714)

日本に潜入したカトリック司祭

日本に潜入したカトリック司祭
イタリア出身のカトリック司祭。禁教下の日本に潜入し、信仰を広めようとした人物。幕府に捕らえられ獄中で生涯を終えた。
ジョヴァンニ・バッティスタ・シドッティは1668年にイタリアで生まれたカトリック司祭です。彼は1714年に日本に密入国し、キリスト教布教の使命を果たそうと試みました。しかし当時の幕府は厳しい禁教政策を敷いており、シドッティは江戸で捕縛されます。蘭学者の新井白石による尋問を受け、その深い信仰心と博識から一時は処遇が注目されました。最終的には幽閉されたまま命を落とし、日本における禁教史の中で特異な存在とされています。
1714年 正徳 ジョヴァンニ・バッティスタ・シドッティ カトリック 司祭 1668年