12月16日の命日 - 政治家・指導者

714年

ピピン2世

フランク王国宮宰

7世紀のフランク王国で宮宰として実権を握り、メロヴィング朝下で政治を主導した。ピピン家の基盤を築いた。

ピピン2世はフランク王国の宮宰として実権を掌握し、メロヴィング朝の王権を補佐しながら政治を主導した。 635年ごろに生まれ、王族を支えつつ領土の統一と行政組織の整備に貢献。教会との協力によりキリスト教を国家基盤として強化し、国内の安定を図った。フランク王国の発展に寄与し、その支配体制は後のカロリング朝へと受け継がれた。息子のカール・マルテルがさらに権力を拡大し、ヨーロッパ史に重要な転換期をもたらした。 714年に没し、その統治手法は中世ヨーロッパにおける君主制の礎となった。

714年ピピン2世フランク王国 635年 640年

1945年

近衞文麿

(1891 - 1945)

政治家、第34・38・39代内閣総理大臣

政治家第34・38・39代内閣総理大臣

昭和期の政治家。第34・38・39代内閣総理大臣を務めた。

1891年に華族近衛家に生まれ、早稲田大学で学ぶ。 1920年代から政界に入り、第34代内閣総理大臣に就任し軍部との調整に取り組む。日独伊三国同盟の締結や国際連盟脱退など重要政策を主導。第38・39代でも首相を務め、大東亜共栄圏構想を提唱した。敗戦に伴い逮捕状を受けたが、1945年12月16日に自殺し、戦後政治に大きな影を落とした。

1945年近衞文麿内閣総理大臣 1891年

1975年

康生

(1898 - 1975)

中国共産党副主席

中国共産党の幹部政治家。

康生（1898年 - 1975年）は、中国共産党の重要指導者の一人。党の情報・警察機構を統括し、組織内の粛清や監視活動を主導した。コミンテルンに派遣され政治警察の手法を学び、文化大革命期には粛清の中心的役割を担った。副主席として党を指導し続けたが、1975年12月16日に死去。中国現代史において影響力の大きい人物とされる。

1975年康生中国共産党 1898年

1993年

田中角栄

(1918 - 1993)

政治家、第64・65代内閣総理大臣

政治家第64・65代内閣総理大臣

第64・65代内閣総理大臣を務めた日本の政治家。

1918年生まれ。山形県出身。農家の出身ながら政界に進出し、自由民主党内で急速に頭角を現した。 1972年に首相に就任し、日本列島改造論を掲げて全国的なインフラ整備を推進。実力主義と庶民派としての人気を背景に「キングメーカー」とも称された。しかし、後にロッキード事件で逮捕・起訴され、政界を去った。 1993年12月16日に死去した。

1993年田中角栄 1918年