12月19日の誕生日 - 科学者・研究者

1852年

アルバート・マイケルソン

(1852 - 1931)

物理学者

アメリカの物理学者、光速度測定で知られる。

アルバート・マイケルソンは1852年に生まれたドイツ系アメリカ人の物理学者。光の速度を精密に測定する干渉計法を開発し、光速度測定の精度を飛躍的に向上させた。マイケルソン＝モーリーの実験でエーテル理論の再検討を促した。 1907年にはノーベル物理学賞を受賞し、初の米国人受賞者となった。 1931年に没し、その業績は近代物理学の発展に大きく寄与した。

1852年アルバート・マイケルソン物理学者 1931年

1889年

速水和彦

(1889 - 1949)

機械工学者

日本の機械工学者。構造力学や材料力学の研究で鉄道車両や土木構造物の安全性向上に寄与。

1889年に生まれ、東京帝国大学工学部機械工学科を卒業後、機械工学の研究に従事しました。特に構造力学や材料疲労に関する研究で知られ、鉄道車両や橋梁などの耐久性向上に貢献しました。大学教授として教育にも力を注ぎ、多くの技術者を育成しました。また、日本の工業技術発展や戦後の復興事業にも携わり、技術顧問として活躍しました。 1949年に逝去するまで、精力的に研究と教育を続けました。

1889年速水和彦 1949年

1894年

リヒャルト・フォークト

(1894 - 1979)

航空エンジニア

ドイツ出身の航空エンジニア。航空機の空力設計や推進システムの研究で知られる。

1894年にドイツで生まれ、航空工学を学んだ後、航空機設計に従事しました。空力学的解析やエンジン推進システムの研究を行い、航空機の性能向上に寄与しました。大学や研究機関で教鞭を執り、次世代の航空技術者を育成しました。また、いくつかの航空機開発プロジェクトに参加し、技術顧問としても活躍しました。 1979年に逝去し、その業績は現代航空機工学の基礎となっています。

リヒャルト・フォークト 1979年

1898年

ウィリアム・ルベイ

(1898 - 1974)

地質学者

アメリカの地質学者。米国地質調査所（USGS）長官を務め、地球科学研究の発展に貢献した。

1898年に生まれ、ハーバード大学で地質学を学びました。卒業後はUSGSに入所し、地下水学や堆積学の研究を行いました。 1956年から1961年までUSGS長官を務め、組織の発展と研究体制の強化を推進しました。また、地球科学に関する多くの論文を発表し、学術界で高い評価を受けました。 1974年に逝去し、その業績は現在の地質調査や資源探査の基礎となっています。

1898年ウィリアム・ルベイ地質学者 1974年

1903年

ジョージ・スネル

(1903 - 1996)

遺伝学者、免疫学者

遺伝学者免疫学者

アメリカの遺伝学者・免疫学者。移植拒絶反応のメカニズムを解明し、1980年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。

1903年にアメリカで生まれ、オタワ大学で学士号を取得後、テキサス大学で博士号を取得しました。ジャクソン研究所での研究を通じて、移植における主要組織適合遺伝子（MHC）の役割を発見しました。この業績により、1980年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。彼の研究は移植医療の安全性向上や拒絶反応の理解に大きく寄与し、臨床応用の道を切り拓きました。 1996年に逝去しましたが、その功績は今なお免疫学の基盤として生き続けています。

1903年ジョージ・スネル遺伝学者免疫学者 1996年

1957年

大友哲

歯科医師、天文家

歯科医師天文家

歯科医師兼天文家。医療現場と天文観測の両分野で活動。

日本の歯科医師。日常診療に従事するかたわら、天体観測や天文学の研究にも取り組む。学会や市民向けの観望会で講演を行い、天文学普及に貢献。マイナー惑星や流星群の観測記録を発表するなど、幅広い活動を展開。医療と科学の架け橋として注目される存在。

大友哲