1370年

ウルバヌス5世

(1310 - 1370)

第200代ローマ教皇

第200代ローマ教皇
14世紀の教皇(第200代)で、アヴィニョン教皇庁を率い、一時ローマへの復帰を試みた人物。
ウルバヌス5世(本名ギヨーム・ドラ・ブルドン)は1310年に南フランスで生まれ、ベネディクト会士として教会改革に尽力した。 1362年に教皇に選出され、アヴィニョン派教皇の一人として教皇庁を率いた。 教皇位在位中、ローマへの復帰を試みるなどイタリアでの教皇権威回復を目指したが、政治的混乱に阻まれ短期間で断念した。 学問や芸術を保護し、教会行政の健全化に努めたことで知られる。 1370年に逝去後、その清廉な人柄と改革志向は高く評価され、列福の動きもみられた。
1370年 ウルバヌス5世 ローマ教皇 1310年