12月20日の命日 - 政治家・指導者

1355年

ステファン・ウロシュ4世ドゥシャン

(1308 - 1355)

セルビア王国国王、セルビア帝国皇帝

セルビア王国国王セルビア帝国皇帝

セルビア王国の国王からセルビア帝国皇帝に即位した君主。バルカン半島で最盛期を築いた。

1308年に王位を継承し、1331年に帝位を宣言してセルビア帝国を成立。広大な領土を支配下に置きつつ、法律や行政制度の整備を進めた。ドゥシャン法典を制定し、法治国家の基盤を築いた。ギリシャ正教会と連携し教会権力を強化した。1355年に没するまで、バルカンでのセルビア勢力を頂点に導いた。

1355年ステファン・ウロシュ4世ドゥシャンセルビア王国セルビア帝国 1308年

延宝4年11月16日

藤堂高次

(1601 - 1676)

津藩第2代藩主

江戸時代初期の大名、津藩第2代藩主。藩政において財政再建や城下町整備に努めた。

1601年に生まれ、延宝4年（1676年）に没した。先代から藩政を引き継ぎながら、財政難の改善に着手した。城下町の整備や新田開発を推進し、経済基盤を強化。参勤交代制度の中で幕府との関係を維持しつつ、領内の統治に注力した。学問や文化にも理解を示し、寺社復興などにも寄与した。

1676年延宝 11月16日藤堂高次津藩 1601年

康熙61年11月13日

康熙帝

(1654 - 1722)

清の第4代皇帝

清朝第4代皇帝、在位61年の長期統治で知られる。中国統一と文治政策を推進した。

1654年に生まれ、康熙61年（1722年）に逝去した。清朝中興の祖と称され、内乱鎮圧や対外戦争で領土を拡大。西洋科学やキリスト教にも理解を示し、学問奨励を行った。康熙字典の編纂や科挙改革を推進し、文化振興に寄与。長期安定統治を通じて清の基礎を固めた。

1722年康熙 11月13日康熙帝清皇帝 1654年

1892年

伊達宗城

(1818 - 1892)

宇和島藩第8代藩主、政治家

宇和島藩第8代藩主政治家

江戸後期の宇和島藩第8代藩主として藩政改革を推進した大名。明治維新後は華族として新政府に仕え、国会開設の議論にも参加。

天保9年（1838年）に生まれ、安政元年（1854年）に第8代宇和島藩主を継承。藩校で洋学を奨励し、製紙・製塩業の振興など藩政改革を断行した。維新後は華族に列せられ、参議や枢密顧問官などの要職を歴任。貴族院議員として国会開設運動に参加し、地方教育の振興にも尽力。明治25年（1892年）に没した。

1892年伊達宗城宇和島藩 1818年

1904年

アイザック・ロージアン・ベル

(1816 - 1904)

製鉄業者、政治家

製鉄業者政治家

英国の製鉄業者として事業を興し、議会にも参加した政治家。

1816年に生まれ、北イングランドでベル鉄鋼工場を設立し鉄鋼生産の技術革新を推進。1868年に自由党から庶民院議員に当選し、鉄鋼業界の発展と貿易促進に貢献。美術愛好家としても知られ、アート収集や支援活動を行った。1904年に没し、英国産業発展期の重要人物とされる。

1904年アイザック・ロージアン・ベル 1816年

1961年

風見章

(1886 - 1961)

政治家、第41代司法大臣、第39代内閣書記官長

政治家第41代司法大臣第39代内閣書記官長

戦後日本の司法制度や内閣運営に携わった政治家。

風見章は1886年に生まれ、東京帝国大学法学部を卒業後、司法官に採用されました。法務次官などの要職を歴任し、戦後の司法制度改革に携わりました。1947年には第41代司法大臣に就任し、戦後の法整備を推進しました。1952年には第39代内閣書記官長として内閣運営の中枢を担い、行政改革や官僚機構の合理化に尽力しました。公正な判断と調整能力で知られ、多くの政治家から信頼を得ました。1961年に死去しましたが、その功績は現在の日本の司法・行政制度にも影響を与えています。

1961年風見章司法大臣内閣書記官長 1886年

1970年

加藤鐐五郎

(1883 - 1970)

政治家、第48代衆議院議長

政治家第48代衆議院議長

戦後政治の舞台で衆議院議長を務めた政治家。

加藤鐐五郎は1883年に生まれ、東京帝国大学法学部を卒業後に政界入りしました。衆議院副議長や国務大臣などを歴任し、1955年から第48代衆議院議長として議会運営の要職を担いました。中立的立場から議事進行を円滑に行い、議会の権威維持に寄与しました。外交問題や憲法改正論議にも関与し、国会の論戦をリードしました。1970年に逝去しましたが、その公正な議長職は多くの議員から尊敬されました。

1970年加藤鐐五郎衆議院議長 1883年

1980年

紅露みつ

(1893 - 1980)

政治家

戦後の日本政治を支え、地域振興や社会福祉に尽力した政治家。

1893年に生まれ、政治家として政界に登場。戦後復興期に国会議員として当選し、活動を展開。地域振興や社会保障の充実に注力し、具体的な立法を提案。女性の政治参加推進にも取り組み、後進の育成を支援。 1970年代まで政界で活躍し、退任後も社会活動を継続。 1980年に逝去し、その公的貢献は評価され続けている。

1980年紅露みつ 1893年

1982年

田中敏文

(1911 - 1982)

政治家

戦後の日本政界で複数回当選し、地域振興や社会保障に取り組んだ政治家。

1911年に生まれ、戦後に政治家として活動を開始。地域振興や公共事業の推進を主要テーマに政策を提言。社会保障の充実や医療福祉の改善にも注力し、立法化に貢献。複数回当選し、議会内外で調整役として評価された。晩年は政界の顧問として後進の指導に携わった。 1982年に逝去し、その活動は地域社会に影響を与え続けている。

田中敏文 1911年

1984年

ドミトリー・ウスチノフ

(1908 - 1984)

政治家

ソビエト連邦の政治家で、防衛相として冷戦期の軍備強化を推進した。

1908年に生まれ、工学技術者としてキャリアを開始しました。第二次世界大戦中は軍需生産の管理に携わり、戦後は防衛産業の要職を歴任。 1976年から1984年までソビエト連邦国防相を務め、軍備近代化と兵器開発を主導しました。冷戦期の軍事技術競争で重要な役割を果たしました。

1984年ドミトリー・ウスチノフ 1908年

1986年

住栄作

(1920 - 1986)

官僚、海軍軍人、政治家、第42代法務大臣

官僚海軍軍人政治家第42代法務大臣

日本の海軍軍人、官僚、政治家で、第42代法務大臣を務めた人物。

1920年生まれ。帝国海軍に入隊し、太平洋戦争に従事しました。戦後は官僚として民間省庁に勤務し、法務行政に携わりました。 1960年代に政界へ進出し、自由民主党の一員として活動。 1970年代に第42代法務大臣に就任し、司法制度改革や人権政策を推進。海軍で培った組織運営能力を生かし、法務行政の近代化に取り組みました。

1986年住栄作法務大臣 1920年

1994年

ディーン・ラスク

(1909 - 1994)

元アメリカ合衆国国務長官

アメリカの政治家。1961年から1969年まで国務長官として冷戦期の外交政策を主導し、世界史に大きな足跡を残した。

1909年生まれ。第二次世界大戦中は陸軍情報部で活動し、戦後はアイゼンハワー政権で中東政策を担当。 1961年、ジョン・F・ケネディ大統領により国務長官に就任し、キューバ危機やベトナム戦争の外交を指導。 1965年以降もリンドン・B・ジョンソン政権下で国務長官を継続し、国際連合での対話推進にも尽力。退任後は外交・安全保障の執筆や講演を通じて見識を広く伝え、その評価は現在も高い。

1994年ディーン・ラスクアメリカ合衆国国務長官 1909年